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台風8号、太平洋へ抜ける 伊豆諸島北部で線状降水帯

(更新)

台風8号は13日午後5時半ごろ、静岡県の伊豆半島に上陸した。関東甲信を進み、14日午前0時までに太平洋へ抜けた。東日本の太平洋側などでは雷を伴う非常に激しい雨が降った。空の便の欠航が相次いだほか、高速道路の通行止めが発生するなど、利用客が多いお盆休みの交通機関に影響が広がった。

気象庁によると、14日午後6時までの24時間雨量は多い所で関東甲信、東海150ミリ、東北100ミリと予想されている。同庁は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などへの警戒を呼びかけた。

気象庁は、東京都の伊豆諸島北部で13日夜、線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。伊豆大島では1時間に84.5ミリの猛烈な雨が降った。

東京電力パワーグリッドによると、13日午後10時ごろ時点で千葉県や茨城県など東京電力管内で約1万戸の停電が発生した。強風との関連を含め、同社が原因を調べている。

航空各社によると、13日午後10時すぎ時点で羽田空港発着便を中心に計160便以上が欠航した。全日空111便、日本航空24便、スカイマーク30便など。中日本高速は13日、新東名高速道路の新富士―藤枝岡部インターチェンジ(IC)間や東名高速道路の富士―清水IC間の上下線などを通行止めにした。

JR東海によると、東海道新幹線は13日午前7時ごろ、静岡―掛川間の雨量計が規制値に達したため、同区間の上下線で運転を見合わせた。約30分後に再開したが、上下線で計146本の列車が遅れて約9万2000人に影響が出た。

静岡市は13日午前、約7万2千人に避難指示を出した。静岡市葵区では午前9時半までの24時間で257ミリの雨量を観測した。同区では2カ所で土砂崩れが発生し、山間部の5世帯が孤立した。静岡県東伊豆町も避難指示を出した。浜松市では強風により高齢男性が転倒し、軽傷を負った。

台風8号は13日午後3時前に静岡・御前崎付近を通過し、午後5時半ごろに静岡県の伊豆半島に上陸。関東甲信を進み、14日午前0時には水戸市の東約90キロを時速40キロで東北東へ進んだ。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心の東側390キロ、西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

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