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芸術院会員選考に外部推薦 「閉鎖的」批判受け改革案

文化庁の有識者検討会は12日、日本芸術院の会員選考に外部有識者で構成する推薦委員会を新たに設けるとした改革案をまとめた。「閉鎖的で硬直化している」と指摘されていた現行制度を改める。アニメ監督や漫画家も会員になれるように選考対象分野も広げる。

検討会で高階秀爾院長は「しっかり受け止めて早速やっていく」と表明した。本年度の選考作業から反映させる。

新たな方式では、文化庁が委員を選んだ推薦委員会と会員が候補者を推薦する。外部有識者と会員による選考委員会が候補者を追加枠の2倍まで絞り、会員投票で決定する。得票が同数の場合は男女比率に配慮。推薦基準や候補者数を公表し、透明性を確保する。

芸術院には「美術」「文芸」「音楽・演劇・舞踊」の3部会があり、「歌舞伎」や「小説・戯曲」などの分野で会員を選んでいる。これに「映画」「マンガ」「写真・映像」を加える。映画にはアニメや脚本も含める。

芸術院の会員は非常勤の国家公務員として年間250万円の年金が終身支給される。会員推薦と会員投票が前提となる現行の選考方式に対し、閉鎖的との批判は以前からあったが、院内での見直しは停滞していた。日本学術会議を巡る国会質疑でも取り上げられ、文化庁が1月に有識者会議を立ち上げて議論を加速させた。〔共同〕

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