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「メール記録が欠落」 赤木ファイル巡り妻側

財務省の決裁文書改ざん問題で自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざん過程をまとめた「赤木ファイル」を巡る大阪地裁での訴訟で、妻雅子さん(50)側は12日、国側が提出した文書から一部のメール記録が欠落しているとして、全ての文書を提出したかどうかを確認するよう地裁に申し立てた。

ファイルは赤木さんが経緯を時系列にまとめた文書や、財務省理財局と近畿財務局との間で交わされたメール記録、添付資料など。申立書で雅子さん側は、メールの添付資料や赤木さんへの返信に欠けた部分があると指摘し、原本の所在や文書の作成経緯を明らかにすることも求めた。

雅子さんが提訴した後、国側はファイルの存否を明らかにしていなかったが、地裁に提出を促され今年5月6日に存在を認め、6月22日に雅子さん側に開示した。翌23日に地裁で開かれた訴訟の口頭弁論で国側は、提出したファイルは原本ではなく、複写したものだと説明していた。

赤木さんに改ざんを指示した財務省職員の名前などが黒塗りになっていたことから、雅子さん側はさらなる開示や原本の確認を求めている。

訴状などによると、赤木さんは、理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官の命令を受けた上司の改ざん指示に当初抵抗したが、結局は決裁文書から安倍晋三前首相の妻昭恵氏や政治家に関する記述を削除させられた。過労や心理的負荷の蓄積で2017年7月にうつ病を発症して休職、18年3月に自殺したとしている。〔共同〕

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