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台風19号から2年、被害の教訓継ぐ 群馬など各地で追悼

記録的な豪雨で東日本を中心に13都県の120人超が犠牲となった2019年の台風19号(東日本台風)は12日、上陸から2年を迎えた。宮城、福島、群馬、神奈川の各県では遺族らが犠牲者を追悼し、教訓の継承と防災への誓いを新たにした。

土砂崩れで住宅が巻き込まれ3人が死亡した群馬県富岡市内匠では、住民ら約40人が工事の続く現場近くで献花し、土砂崩れが起きた時刻に合わせ黙とうをささげた。

亡くなった柳沢幸男さん(当時68)の妻、まさ子さんは「夫が戻ってくることはないが、今でもどこかにいるような気がする」と静かに語った。土砂崩れは午後4時半ごろ発生。自身は2階にいて助かったが、夫は土砂に巻き込まれた。自身の経験から伝えたいことは「自分の身を危なくない所へ移動すること」と話した。

相模原市で犠牲となった関戸基法さん(同82)が経営していた同市緑区の「神之川キャンプ場」では、本村賢太郎市長が献花。関戸さんの長女で、キャンプ場を継いだ長女、高崎幸江さんは「2年はあっという間。やっと少し父がいないのに慣れてきました」と話した。

キャンプ場は台風で壊滅状態となったが、幸江さんが弟2人と復旧に取り組み、ほぼ災害前の姿に戻った。本村市長は「残された3人が力を合わせ、利用客も一緒になってキャンプ場を支えている」と語った。

宮城県丸森町では追悼式の後、遺族や地元住民が土石流に襲われた住宅跡地を訪れ、花を手向けていた。〔共同〕

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