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パソコン学力テストは25年度以降 中3先行、文科省会議

(更新)

小6と中3全員を対象に毎年行う「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)のあり方を話し合う文部科学省の有識者会議は12日、パソコンを使った新方式について、早ければ2025年度にも中3から導入すべきだとの提言をまとめた。

小6についてはパソコン使用の課題を検証した上で26年度以降の実施を求めた。実施が難しい学校では従来通り紙の方式を選べるようにする。

小6はキーボード操作に不慣れなことが懸念され、中3で先行させる。

文科省は将来的にパソコンへの全面移行を目指しており、今秋に児童生徒1万人が参加する試行調査を実施する。この結果も踏まえ、25年度以降の実施に伴う問題点の洗い出しや、出題形式の詳細といった検討を進める。

新方式は出題、解答ともにパソコンやキーボードと接続したタブレット端末を使用。本年度からほぼ全ての小中学生に1人1台配備されたパソコンやタブレット端末の活用を想定している。

提言では①児童生徒が解答に要した時間などを分析し、つまずきやすい部分の指導に生かせる②採点を一部自動化できる③問題用紙の経費を削減できる――といった利点があると強調した。

一方、全国学力テストには児童生徒約200万人が参加するため、一斉アクセスで通信障害が生じる恐れがあり、実施日を複数に分けて学校が選択できる仕組みへの転換を求めた。

児童生徒が日常的な学習でパソコンを使って習熟度を高めるため、学校のネットワーク環境整備も必要だとして「パソコン方式への移行は相応の準備期間と費用を要する」と指摘した。

また、学力テストと同時に行う児童生徒への生活習慣調査については、既に一部学校でパソコンを活用しており、24年度から全国に拡大するよう提案した。〔共同〕

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