地域のデジタル街づくり、「実験ありき」で7割成果なし
【イブニングスクープ】
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国主導のICT(情報通信技術)を使う「デジタル街づくり」の試みがつまずいている。日本経済新聞の調べによると、先駆けとなった10年前の地域実証実験・調査の7割弱で成果が残っていなかった。地域ニーズを見極めず実験ありきで進めた結果だ。自治体の安易な企業依存も目立つ。政府はデジタル田園都市国家構想を掲げるが、検証なき国費投入は新たな無駄を招く。
離島全域に無線通信網を整え、地元野菜を携帯端末で売買する...
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財政が悪化する中、危機対応や経済成長を名目に膨らむ歳出には無駄が潜んでいます。不透明な国費の使われ方を解剖します。