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福島の2人ひき逃げ殺人に死刑求刑 検察「生命軽視」

福島県三春町で昨年5月、面識のない男女2人をトラックで故意にはねて殺害したとして、殺人や道交法違反(ひき逃げ)などの罪に問われた無職、盛藤吉高被告(51)の裁判員裁判公判が11日、福島地裁郡山支部で開かれた。検察側は「刑務所を自己の安住の場と捉えて事件を起こした。他人の生命軽視が甚だしい無差別殺人だ」として死刑を求刑した。

弁護側は最終弁論で「人をはねることは考えたが、殺すつもりはなかった」として無期懲役を求め、結審した。判決は24日に言い渡される。

事件は被告が刑務所を出所した2日後に発生。検察側は論告で、被告が2人を発見後、トラックをUターンさせて正面からはねようとしたと指摘。「死亡の可能性が高まる行為を選んでおり、殺意は明らかだ」と述べた。刑務所に戻りたかったとの動機は「身勝手で強く非難すべきだ」とした。

被告は最終意見陳述で「遺族の方々には取り返しのつかないことをして、本当に申し訳なく思っています。すみませんでした」と謝罪した。

起訴状などによると、被告は昨年5月31日朝、トラックを盗み無免許で運転。三春町の国道脇で清掃ボランティアをしていた同町の橋本茂さん(当時55)と三瓶美保さん(同52)を時速60~70キロではねて殺害するなどしたとされる。〔共同〕

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