追いかけた14年越しの夢 3児出産、37歳の新人助産師
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1月中旬、愛和病院(埼玉県川越市)の分娩室で助産師の高橋春菜さん(37)はベッドで横になる妊婦に寄り添っていた。「足のしびれはどうですか。これで楽になりますよ」。声をかけ、足をマッサージする。
実は昨年4月に助産師になったばかり。「毎日の仕事についていくのがやっと」と苦笑いする。3児を育てながら、国家試験を経て助産師と看護師の免許を取得した。
命に関わる現場では先輩から厳しい指導の言葉が飛ぶこと...
多様化する働き方や社会の変化に戸惑いながらも、答えを探す人たちの群像を描きます。