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高温で湿潤、固有種の宝庫 奄美・沖縄が世界自然遺産に

アマミノクロウサギ

鹿児島、沖縄両県にまたがる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の4島は、暑い夏と温和な冬の亜熱帯気候に属する。政府の推薦書などによると、暖流の黒潮と季節風の影響を受け湿潤な環境でもあり、常緑樹の森林に多くの固有種が生息。奄美大島や西表島などの河口にはマングローブ林が広がる。

アマミイシカワガエル(鹿児島・奄美大島)

鹿児島の奄美大島と、その南西約45キロに位置する徳之島には、国の特別天然記念物で短い脚が特徴的なアマミノクロウサギが生息する。奄美大島には、瑠璃色の羽が鮮やかな鳥類ルリカケスや、緑色の体に金色に輝く斑点から「日本一美しいカエル」として人気があるアマミイシカワガエルなどもいる。

ヤンバルクイナ(沖縄県国頭村)

沖縄は「やんばる」と呼ばれる本島北部と、島の約90%が森林の西表島が候補地。やんばるは「山々が連なり、森の広がる地域」を意味し、鳥類のヤンバルクイナやノグチゲラが生息する。西表島ではイリオモテヤマネコが有名だ。

西表島に生息するイリオモテヤマネコ(沖縄県・西表島)=共同

本島北部の候補地には米軍北部訓練場の跡地も含む。米軍のものとみられる空包やドラム缶など廃棄物が多数見つかり、地元関係者からは「世界自然遺産にふさわしい場所と言えるのか」との声も上がっていた。

マングローブ林(沖縄県・西表島)=共同

4島の候補地は計約4万3千ヘクタールに及ぶ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに記載される絶滅危惧種は95種(うち固有種は75種)に上るという。〔共同〕

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