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熊本地震から14日で5年 死者276人、災害関連死8割に

(更新)
開通した新阿蘇大橋(手前)。奥は2016年の熊本地震で大規模に崩壊した斜面(3月、熊本県南阿蘇村)=共同

276人が犠牲になった2016年4月の熊本地震の「前震」から14日で5年となる。16日の「本震」とともに熊本県では最大震度7を観測、大分県と合わせ4万3000棟超が全半壊し、避難者は最大20万人近くに上った。インフラ復旧が進む一方、今も仮設住宅で暮らす被災者がおり生活再建は道半ばだ。

死者の8割は被災後の疲労やストレスで亡くなる「災害関連死」で、長引く避難生活への対応も課題となっている。

熊本県では3月末時点で災害公営住宅1715戸が完成し、1657世帯が入居した。一方で150世帯(418人)が今も仮設住宅で暮らす。3月末で県による義援金受け付けは終了したが、住まいを失った高齢者らの孤独死も起きており、行政や地域住民らのサポートが欠かせない。

崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)は架け替えられて3月に開通した。同県の国道57号も昨年10月に開通しており、被災した国道や県道は地震発生から5年ですべて復旧する。

JR豊肥(ほうひ)線は熊本県内の肥後大津―阿蘇間(営業キロ27.3キロ)が20年8月に復旧し、熊本と大分を結ぶ148キロが約4年4カ月ぶりに全線再開した。観光名所の阿蘇へのルートは復旧した形だが、新型コロナウイルス禍が地域観光に影を落としている。

熊本城(熊本市)の天守閣は修復工事を終え、4月26日から内部の一般公開が始まる。損壊した石垣や建物の完全復旧は37年ごろを見込んでいる。

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