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「逮捕後の議員歳費寄付」 元法相公判、30日に論告

2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の前衆院議員、河井克行被告(58)は8日、東京地裁の被告人質問で、給料に当たる議員歳費について「政治不信を招いた。逮捕後に受け取った相当額を贖罪(しょくざい)の形で非営利団体に寄付する」と述べた。昨年6月の逮捕以降、歳費や手当など計約2500万円を受け取ったとみられる。

被告人質問はこの日で終了し、地裁は検察側の論告求刑を4月30日、弁護側の最終弁論を5月18日に指定した。

公判で元法相は、押収された政治家リストや県議名簿に関し、自身が作成したと認めた。検察側は元法相と妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=のどちらが現金を渡すかなどを記した物証としているが、元法相は「私が勝手に書き連ねた」とし、共謀を否定した。

案里前議員陣営を巡る週刊誌報道の後、リストを保存したパソコンのデータを、知人の業者に依頼して消去したことも明らかにした。

元法相は地元議員ら100人に約2900万円を配ったとして起訴された。昨年8月の初公判で無罪を主張したが、今年3月の被告人質問で一転、このうち90人の買収を認めた。〔共同〕

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