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足跡1人分、単独で家族襲撃か 茨城殺傷

茨城県境町で会社員小林光則さん(48)ら家族4人が殺傷された事件で、現場の住宅に1人分の土足の跡が残されていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。夫妻殺害の疑いで逮捕された埼玉県の無職、岡庭由征容疑者(26)が事件前に催涙スプレーを購入していたことも判明した。

茨城県警は、容疑者が単独で侵入し家族を襲ったとみて捜査している。認否は明らかにしていない。

県警が容疑者宅からスポーツタイプの自転車を複数台押収していたことも分かった。小林さん宅までの距離は約30キロで、容疑者は運転免許を持っておらず、移動に使われた可能性があるとみて調べる。

捜査関係者によると、事件当時、住宅の玄関などは施錠しており、1階脱衣所の無施錠の窓から侵入された跡があった。

夫婦が襲われた後、子ども部屋で就寝中の長男(14)も両腕と両足を刺され、次女(13)は両手に催涙スプレーをかけられた。子どもらは県警に対し、部屋に侵入してきたのは男1人と説明。「(ベッドから)下りろ」と指示されたが、サイレンが聞こえ始めると、男は部屋を出たとも証言しているという。

県警は岡庭容疑者が子どもたちも襲った疑いが強いとみて捜査。事件前にインターネットで催涙スプレーを購入していたことが分かり、次女に使われたスプレーと同一のものかどうか調べている。

事件は小林さんの妻、美和さん(当時50)からの「助けて」という110番で発覚した。警察官が駆け付けると、2階寝室で夫妻の遺体が見つかり、上半身の正面に多数の刺し傷があった。〔共同〕

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