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都心の夜、震度5強の揺れが直撃 帰宅難民も

7日深夜に東京都や埼玉県で震度5強を観測した地震は、仕事帰りの帰宅の足を直撃した。鉄道各社が一時運転を見合わせ、ターミナル駅などで「帰宅難民」が発生。「エレベーターが止まった」などの通報も相次いだ。

JR東京駅前のタクシー乗り場は7日午後11時ごろ、50人ほどが長い列をつくっていた。30分以上待っているという人や、座り込むスーツ姿の会社員が見られた。

さいたま市の30代の男性会社員は「この時間ならとっくに家に着いていた」と肩を落とす。動かないタクシー待ちの列に「帰宅できなくなって乾パンでしのいだ東日本大震災を思い出す」と話した。

横浜市の30代男性会社員は運休を表示する電光掲示板を見上げて立ち尽くしていた。「ホテルを取ろうと電話したが予約でいっぱい。家まで3万円はかかるのでタクシーは使えない」と困り顔だった。

JR品川駅構内は一時停電し、懐中電灯を手にした駅員が「安全確認を行います。いったん改札の外へお願いします」と声を掛けて歩いた。居合わせた客の男性は「どうやって帰ったらいいのか」と同僚と話し合っていた。

JR錦糸町駅に到着直前だった総武線の車内では、緊急地震速報の音が一斉に響いた後、急停車し、地震発生のアナウンスが流れた。当初はスマートフォンを見たり、電話でやり取りしたりしていた乗客は、時間がたつと車内を歩き回って外を見るなど落ち着かない様子の人が増え、駅に着いたのは地震から約50分後の午後11時半となっていた。

都心のエレベーターも緊急停止した。東京都墨田区のエレベーターの管理会社には、地震直後から緊急停止の連絡が相次いだ。男性社員は「ひっきりなしに電話がなっている」と対応に追われた。

東京消防庁によると、8日午前0時半時点で「エレベーターに閉じ込められ、出られない」といった通報が目黒区などで約10件寄せられた。

震度5強を記録した埼玉県宮代町の20代の町役場職員の男性は「かろうじて立つことはできたが10秒ほど非常に大きな揺れが続いた」と話す。町内では職員らが巡回にあたっているが、被害は確認されていないという。

埼玉県川口市のコンビニエンスストアではシャンプーなどの陳列商品が棚から落ちていた。男性店員が「いきなり横揺れがきて、思わずしゃがみこんでしまった」と店内の片付けに追われた。

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