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秋元議員に懲役5年を求刑 IR汚職、地裁公判で検察側

(更新)

カジノを含む統合型リゾート(IR)参入をめぐる汚職事件で、収賄罪などに問われた衆院議員、秋元司被告(49)の論告求刑公判が8日、東京地裁(丹羽敏彦裁判長)であった。検察側は「IR整備の社会の信頼を失墜させた悪質な犯行だ」として懲役5年、追徴金約758万円を求刑した。

職務権限はないが、IR汚職事件に加担した「身分なき共犯」として収賄罪に問われた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(42)には懲役2年を求刑した。

秋元議員の弁護側は、贈賄側に偽証を持ちかけ、報酬の提供を申し込んだとする起訴内容を含めて全面的に無罪を主張。豊嶋被告の弁護側は、秋元議員との共謀を否定している。弁護側の最終弁論は20日に予定されている。

論告で検察側は「IR担当の副大臣に就任した直後から、わずか半年で4件の収賄が連続して敢行された。常習性が高い」と指摘。「長年にわたって自らの秘書を務めた豊嶋被告に責任を転嫁するなど反省の態度はみじんもうかがえない」と述べた。

証人買収事件では「首謀者として犯行を主導した」とし、「極めて悪質な司法妨害行為だ。罰則規定の制定に現職国会議員として関与しながら、自ら買収を行うという立法府の一員としてあるまじき犯行だ」と非難した。

起訴状によると、秋元議員はIR担当の内閣府副大臣と国土交通副大臣を兼ねていた2017年9月~18年2月、IR参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から計約758万円相当の賄賂を受領したとされる。

保釈中の20年6~7月、知人ら4人と共謀し、現金300万円の授受について偽証するよう中国企業元顧問2人に持ちかけ、報酬の提供を申し込んだとする組織犯罪処罰法違反(証人等買収)罪にも問われている。

一連の事件をめぐっては、贈賄側の4人と、証人買収事件に関わったとされる4人の有罪がすでに確定した。

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