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錦秋の合掌造りに水柱輝く 世界遺産白川郷で放水訓練

(更新)

世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で7日、伝統の合掌造り集落の火災に備えた恒例の放水訓練が実施された。見ごろを迎えた黄葉の山々を背景に、高さ約20メートルの水柱が集落のあちこちで白く輝いた。

白川郷には大小114棟の合掌造りの木造家屋が軒を連ねる。かやぶき屋根で燃えやすく、出火すれば集落全体に延焼の恐れがあるため、付近に59基の消火用放水銃を設置。年に一度、点検を兼ねて一斉放水している。

午前8時のサイレンで放水を開始。集落を一望できる展望台に集まった観光客が、勢いよく上がった水柱に向けて夢中でシャッターを切った。

旅行中に偶然知って見に来たという甲府市の男性(68)は「歴史ある建物を守るのは大変だけれど、訓練を引き継いで合掌造りを長く残してほしい」と話した。〔共同〕

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