佐々木朗希投手、WBCで世界一へ 故郷・岩手の思い胸に
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開幕したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の先発陣の一角を務める佐々木朗希投手(21)は、2011年の東日本大震災で父親と祖父母を亡くした。当時つらい日々を乗り越える力となった野球で、今は人々に勇気や希望を与える立場になった。野球人生を支えてくれた故郷の人々への感謝も胸に、世界一を目指しマウンドに上がる。
三陸海岸に面した岩手県陸前高田市で、3人兄弟の次男として幼少期を過ごし...
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。