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難民認定の高裁判決確定 国が上告断念、クルド人3例目

(更新)

トルコ国籍の20代のクルド人男性が帰国すれば迫害の恐れがあるとして国に難民認定を求めた訴訟で、国の難民不認定処分を取り消した札幌高裁判決を巡り、国が最高裁への上告を断念したことが6日、分かった。高裁判決が確定した。上告の期限は3日だった。国が改めて男性の難民申請を審査するとみられる。

札幌出入国在留管理局は取材に「判決内容を精査した結果、上告の理由を見いだしがたかった」としている。全国難民弁護団連絡会議事務局によると、クルド人側が勝訴した判決は3例目。

5月20日の札幌高裁判決は、男性がトルコでクルド人の独立を目指す組織のメンバーに食糧を提供したことで軍などから拷問を受けており「迫害を受ける恐れがあるという十分な理由がある」として男性を「難民に該当する」と指摘。一審・札幌地裁判決は「拷問を裏付ける証拠がない」として訴えを退けていた。

高裁判決などによると、男性は2014年、日本に入国。難民認定を申請したが、国が不認定とした。男性は不法残留で収容された後に仮放免された。

同事務局によると、過去にクルド人側が勝訴した2件はいずれも判決確定後に再度不認定処分となり、これまでにクルド人が難民認定された例はないという。〔共同〕

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