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著作権侵害の賠償上乗せ、 海賊版の被害深刻 法改正へ

文化審議会の小委員会は5日、著作権侵害に対する損害賠償請求訴訟で、損害賠償額を上乗せできるようにすべきだとする報告書素案をまとめた。新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要の影響もあって漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が深刻化しており、権利者の被害を回復する狙い。文化庁は著作権法を改正する方針だ。

海賊版などの被害を巡っては、賠償額が低く、著作権侵害による利益の大部分を侵害者側が得たままになる、との指摘があった。

損害賠償請求訴訟で売り上げの数量から損害額を算出する場合、現行では、著作権者の販売能力を超える部分については損害額から控除されている。

素案では、この控除部分のうち、本来なら著作権者に支払われるべきライセンス料に相当する金額を損害額に上乗せできるよう、算定方法の見直しを求めた。さらに、ライセンス料相当額の算出に当たっては、海賊版被害であることも考慮し、正規に利用した場合の金額より多く賠償請求することも可能とする。

素案はこのほか、著作権者が不明の著作物について、利用希望者からの申請や相談を一元的に受け付ける窓口組織を創設することも盛り込んだ。来年3月までに報告書を取りまとめる。〔共同〕

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