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IR汚職、秋元議員に懲役4年の実刑判決 東京地裁

(更新)
弁護団とともに東京地裁に入る秋元司議員(7日午前、東京都千代田区)=代表撮影

カジノを含む統合型リゾート(IR)参入を巡る汚職事件で、収賄罪などに問われた衆院議員、秋元司被告(49)の判決公判が7日、東京地裁であった。丹羽敏彦裁判長は「最低限の順法精神すら欠如している」と述べ、懲役4年、追徴金約758万円(求刑懲役5年、追徴金約758万円)の実刑を言い渡した。

汚職事件での現職国会議員の実刑判決は異例。秋元議員は3月の初公判で「すべての事件は無罪です。はっきりと申し上げます」と述べ、起訴内容を全面的に争っていた。

判決は、秋元議員が内閣府副大臣(IR担当)と国土交通副大臣を務めた2017年9月~18年2月、IR参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から、計約758万円相当の賄賂を受領したと認定。中国企業の元顧問2人=いずれも贈賄罪で有罪確定=に偽証を頼み、報酬の提供を申し込んだとする組織犯罪処罰法違反(証人等買収)罪の成立も認めた。

判決理由で丹羽裁判長は、IR汚職事件を「事業を所管する中央官庁の要職にありながら自覚を著しく欠き、特定の企業と癒着し、職務の公正と社会一般の信頼を大きく損なった」と述べた。証人買収事件についても「前代未聞の司法妨害」と非難。「刑責はかなり重い」として、実刑は免れないと判断した。

職務権限はないものの、IR汚職事件に加担した「身分なき共犯」として収賄罪に問われた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(42)には懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)が言い渡された。

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