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五輪マラソン、札幌でテスト大会 「なぜ今」懸念も

(更新)
テスト大会となる「札幌チャレンジハーフマラソン」で、力走する選手を見る沿道の人たち(5日午前、札幌市)=共同

8月に札幌市である東京五輪マラソンのコースを使ったテスト大会が5日行われた。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、主催者側は応援自粛など感染対策の徹底を呼び掛けたが、沿道には見物客の姿も。市民からは「なぜ今」と疑問の声も上がった。

五輪マラソンは市中心部の大通公園発着で、約20キロを1周、約10キロを2周する。観光名所の北海道大、繁華街・ススキノなど車や人の多い場所を通るため、交通規制などのテストが不可欠として、道や市、東京五輪・パラリンピック組織委員会が昨年12月に実施を決めた。

5日のテスト大会は前半約20キロコースを活用したハーフマラソンで、五輪代表内定選手を含む国内外の選手69人が出走。人が集まりやすい発着地点には立ち入り禁止エリアが設けられたが、午前9時50分のスタート前には観戦しようと多数の市民が集まり、警備員らが「観覧できません」と声を掛けて回っていた。

札幌市の男性会社員(46)は「こんな大規模にやっていたら見てしまう」と苦笑い。同市の主婦(38)は「道は外出自粛を要請するがこれでは意味がない。関係者の苦労は分かるが今でなければならないのか」と話した。コース沿道には「五輪ムリ 現実見よ」などと書かれたプラカードを掲げる人の姿もあった。

大会後に記者会見した組織委の森泰夫大会運営局次長は「無観客の強制は難しい。今回は非常に少なく、皆さまにご理解いただいた」と述べた。

北海道では2日、新型コロナ患者が過去最多の326人に。鈴木直道知事は5日、札幌市を対象にまん延防止等重点措置の適用を政府に要請した。〔共同〕

フェースシールドとマスクを着用して観戦自粛を呼び掛ける関係者(5日午前、札幌市)=共同
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