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「やっぱり変だよ、日本の教育」 ルポ迫真まとめ読み

日本から、世界にイノベーションを起こす「とがった人材」を――。よく聞くかけ声ですが、その兆しが見られません。教育現場には20世紀型のあしき平等主義が残り、閉じた安定の中にいる教育委員会や教師の多くも変革には及び腰です。日本の教育が抱える問題はどこにあるのか。課題と変化の胎動を探ったルポ迫真「やっぱり変だよ、日本の教育」のまとめ読みです。

【第1話】「飛び入学」わずか7人 米国の9000分の1?

日本で大学への飛び入学が制度化されたのは1997年。25年も前のことですが、実施する国公私立大学は全国8大学にとどまります。「チャンスをつかめるのは日本より海外」。月面基地の建設を夢見る少年は成長の機会を求めてカナダへ移住しました。突出した才能を持つ人材が能力を発揮できる環境が求められています。

【第2話】「民間先生」0.1%だけ 逆戻りの懸念も

民間経験者を学校現場に招き入れ、幅広い知見を教育に生かす狙いで導入された「特別免許」制度。教員免許がなくても教壇に立てる仕組みですが、免許の授与件数は一般の教員免許の0.1%。「新風を入れるより教育現場をよく知る人が無難」。多様な人材の活躍を阻んでいるのは、そんなムラ社会の意識かもしれません。

【第3話】しぼむオンライン入試 閉じる世界への扉

新型コロナウイルス禍で導入したオンライン入試の実施を取りやめる大学が目立ちます。一方でグローバル化を急ぐ世界の大学は、時間と空間の制約にとらわれないオンライン入試に前向きです。対面方式への逆戻りは、国内外の優秀な人材とつながる機会を失っているように映ります。

【第4話】学歴社会?ウソでしょ 30代博士でも無給

2018年度の博士課程修了者の29%が20年時点でも非正規雇用。年収300万円未満が26%を占めています。学歴社会といわれる日本ですが、人種や家柄などに縛られない学びの証明としての「学歴」が十分に機能していません。博士号取得者ら高い専門性を持つ人材を生かせるかが、企業の未来を左右する可能性があります。

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