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熱海で土石流、住民19人安否不明 2人心肺停止の情報も

(更新)

西日本から東日本の太平洋側に停滞している梅雨前線の影響で各地で記録的な大雨が発生し、3日午前10時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山付近で土砂崩れが起きた。県によると、複数の家屋が土石流に流され、少なくとも19人の安否が分かっていない。消防などが救出活動を急いでいる。

県は災害対策本部を設置。自衛隊は県の災害派遣要請に基づき、隊員を派遣した。県などによると、熱海市で発生した土石流で少なくとも住宅10棟が流され、土石流は海岸付近まで到達。熱海湾で2人が心肺停止の状態で見つかったとの情報もあり、身元の確認を急いでいる。

熱海市は3日午後、市内全域の約3万5600人に最も高い警戒レベルの「緊急安全確保」を出した。

気象庁は3日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに警戒を呼びかけた。東海地方を中心に土砂災害の危険度が非常に高まっているとしている。

神奈川県平塚市は3日午前、市内を流れる金目川などで洪水による浸水被害が発生している可能性があるとして、最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」を発表した。内閣府によると、今年の災害対策基本法改正で設定された緊急安全確保が発令されたのは全国で初めて。同市は約8万9千世帯、約19万8千人を対象に建物内のより高い所へ移動するよう呼びかけている。

JR東海によると、東海道新幹線は3日午前、上りは新大阪―東京間、下りは東京―岐阜羽島間で一時運転を見合わせたが、午前10時45分に全線で運転を再開した。JR東日本は東海道線の小田原―熱海間で、京浜急行電鉄は神奈川県内の区間で運転を見合わせた。

気象庁によると、神奈川県箱根町で3日午前9時20分までの24時間に540ミリ、静岡県御殿場市で385ミリを観測した。前線は4日にかけて日本海まで北上し、前線上に発生する低気圧が日本海を東北東へ進む見込み。4日から5日にかけて西日本や東日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、大雨となるところがある。

4日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で東海地方150ミリ、関東甲信地方120ミリ、近畿地方100ミリ、九州北部地方100ミリ。

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