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実刑の高齢者、収監は? 確定すれば刑務所へ

東京・池袋の暴走事故で禁錮5年の実刑判決を受けた飯塚幸三被告(90)は、判決が確定すれば他の被告と同様に刑務所に収監される見通しだ。禁錮は懲役と同様に身体の自由を奪う刑罰で、希望者のみが刑務作業に従事する。

刑事訴訟法は、「著しく健康を害するときや生命を保てない恐れがあるとき」や「70歳以上」の場合、刑の執行を停止できると規定し、弁護人などの求めに応じて検察が執行停止を判断することもある。飯塚被告は逮捕・勾留されていないため、実刑判決が確定するまで収監されることはない。

飯塚被告は公判に車いすで出廷し、被告人質問で「パーキンソン症候群の疑いがある」と話した。ある検察幹部は「法廷でしっかりと主張しており、執行停止が必要な状況ではないだろう」と語る。

過去には、北海道拓殖銀行の不正融資事件で2009年に82歳で懲役2年6月の実刑が確定した元頭取(11年死去)に対し、検察は高齢や病気を理由に収監を見送った。ただ、犯罪白書によると、20年に受刑者となった1万6620人のうち執行停止となったのは22人だけで、例外的な運用となっている。また、近年は高齢受刑者が増えており、20年は70歳以上が1294人に上った。

〔共同〕

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