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「ルフィ」疑いの男、送還に影響も マニラで裁判が継続

(更新)

【マニラ=共同】マニラの裁判所で2日、日本の警察が広域強盗事件に絡みフィリピンに強制送還を求めている渡辺優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(45)の同国での刑事裁判の審理が開かれた。両容疑者の弁護人のエルジュン・リコ氏は、いずれも刑事裁判の即日棄却にはならず、7日に次回の審理が行われると述べた。

日本の警察当局は渡辺容疑者らが「ルフィ」などと名乗り、広域強盗の実行犯に指示を出していた可能性があるとみている。日本側が要望する4容疑者の一斉送還に影響するおそれがある。一方、レムリヤ法相は2日、記者団に対し、4容疑者のうち2人を先行して送還する可能性があると述べた。

裁判所に両容疑者は姿を見せなかったが、リコ氏によると、オンラインで裁判に参加した。証人が出席して実質的な審理を継続したという。

法務省のクラバノ報道官は2日、共同通信の電話取材に、容疑者らに対する刑事裁判について、検察側が法務省の要請を受け、棄却を申し立てたことを明らかにした。

クラバノ氏は1日、日本が送還を求める容疑者らに対する刑事裁判の審理が2〜3日に3件あると述べていた。容疑者らが送還を避けるため虚偽の告訴をさせたとの疑惑も指摘されている。この3件が全て棄却されれば、一斉送還の条件が整うとみられる。

渡辺容疑者は2021年4月に逮捕され、首都マニラの入管施設で拘束中。フィリピン人の「元妻」に暴行したとして告訴され、検察が同年5月起訴していた。

リコ氏によると、渡辺容疑者の裁判の期日は検察側の要求で16日から2日に急きょ前倒しされた。

「元妻」の弁護士マーク・トレンティーノ氏は虚偽告訴との疑惑を否定し、「和解も告訴取り下げもしない」と共同通信の取材に述べていた。

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