原発事故、住民の闘い続く 東日本大震災から11年
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東京電力福島第1原子力発電所事故の避難住民が起こした集団訴訟の多くが、事故から11年を迎える今でも続いている。住民側と東電の賠償水準や範囲などの隔たりは大きく、原子力行政を担う国の責任も決着がついていない。避難住民たちの「損害」とは何か。長期化した訴訟は、原発事故が引き起こす影響の大きさや、救済の難しさを社会に突きつけている。
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東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。