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外来種の規制強化閣議決定 アメリカザリガニ対策で

政府は1日、生態系への影響が深刻な外来種の規制を強化する外来生物法改正案を閣議決定した。アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)対策で、新たな個体の輸入や販売、川や池への放出を禁止できるよう規制範囲を見直した。

強毒を持つ南米原産のヒアリは国内への侵入・拡散防止のため、発見次第、特別な対応が必要な「要緊急対処特定外来生物」として政令で指定し、より強い規制をかけられるようにした。今国会で早期成立を目指す。

環境省によると、アメリカザリガニとアカミミガメを政令で定める「特定外来生物」に指定すると、輸入、販売、放出に加え、飼育も原則禁じることになる。しかし、これらは既に家庭などで広く飼われ、飼育まで禁じると大量に水辺に遺棄される恐れがある。このため当分の間、飼育を除く一部の規制のみを適用することを可能とする。

環境省は一般の人が野外で捕獲した個体を販売目的ではなくペットとして飼ったり、譲り渡したりすることは認める方向で、新たな規制の枠組みを設けるとしている。

ヒアリは輸入品などに付着して国内に侵入・拡散すると、生態系や人命に著しい被害を及ぼす恐れがある。改正案では港などで発見された後、ヒアリ類との特定作業を進めている間も対象物品や車両などの移動を禁じ、自治体職員などが防除に加えて生息調査目的でも事業者の管理地に立ち入ることなどを可能とする。〔共同〕

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