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鉄道・空の便、混雑少なく GW5連休初日

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新型コロナウイルスが猛威を振るい、緊急事態宣言下でゴールデンウイーク(GW)を迎えるのは2年連続となった。5連休初日の1日、鉄道や空の便は下りの予約率のピーク。東京駅や羽田空港では1回目の宣言中だった昨年より多くの人出があったが、コロナ禍前のような目立った混雑は見られなかった。観光地も閑散としていた。

東京都内では休業した飲食店や大型商業施設が目立つ。菅義偉首相も「行楽、帰省を控えて」と外出自粛を求めており、1日朝の東京駅は利用者が少なかった。東海道新幹線では指定席、自由席ともに空席が目立った。

空き家となっている実家の整理のため、新幹線で福岡市に向かう千葉市の会社員、井形祥一さん(69)は「GWの割に人が少ない。初盆までに片付けの時間をまとまって取れるのはこの時期しかなかった」と明かした。

羽田空港の国内線出発ロビーにはスーツケースを引いた利用者らが行き交った。母親の法事で東京から家族5人で北海道に向かう自営業、岡崎敬子さん(71)は「コロナ禍で母親の葬式にも出られず、一周忌にはどうしても参列したかった。感染リスクには常に気を配り、PCR検査で陰性と確認した」と話した。

長野県軽井沢町の観光スポット「旧軽井沢銀座」では買い物客や旅行者の姿がちらほら。漬物店を営む小須田春二郎さん(71)は「1人でも訪れてくれる人がいれば、もてなしたい」と笑った。

遠出を控え、自宅近くで過ごす人も。東京都港区の芝公園を訪れていた近くの会社役員、大山宗哉さん(35)は「何もなければ海外旅行に行きたかったが、この状況では……」とあきらめ顔だった。

震度5強を観測した地震で東北新幹線が運転見合わせとなり、JR仙台駅では困惑する人の姿がみられた。北海道函館市に帰省予定の仙台市の大学1年、沢田こころさん(18)は「実家でのんびり過ごそうと思っていた。今日中に運転再開すれば帰りたいが、情報がない」と戸惑っていた。

高速道路は一部で混雑。日本道路交通情報センターによると、東名高速道路下りの大和トンネル(神奈川県)付近で約16キロの渋滞が発生するなどした。

JR各社が4月16日に発表したGW期間(4月28日~5月5日)の新幹線、在来線の指定席予約状況によると、下りは1日が最も多かった。ただ、予約可能な計約53万席のうち、15%程度に当たる約8万席の売れ行きにとどまった。

空の便も1日が国内線下りの予約率(4月23日発表)のピークで、全日空が73.8%、日航が71.1%となっている。〔共同〕

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