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BTSやBLACKPINK、K-POPの歩みを知る

「K-POPの系譜」まとめ読み

米ローリング・ストーン誌がBTSを「音楽ビジネスのルールを書き換えた世界最大のバンド」と紹介するなど、世界中でK-POPの勢いが止まりません。日韓のポピュラー音楽に詳しい北海道大学の金成玟(きむ・そんみん)准教授は、K-POPの「グローバル化を導いたのは、2000年代から本格化したデジタル化だった」と指摘します。

2020年代初頭のポップスを象徴する存在といえるBTS、様々な国や地域における現地化を推進したJ.Y.PARK、2010年代に最も大きな成功を収めたIU、国にとらわれずに柔軟に活動するNCT127、そしてファン同士のコミュニティーである「ファンダム」を通じて強力な社会的影響力を持つBLACKPINK。5組のアーティストに焦点を当てつつ、K-POPの歩みを振り返ります。

第1回 BTS 経験や感情をリアルタイムでファンと共有
ビートルズ、マイケル・ジャクソン、レディー・ガガ……。世界のポピュラー音楽史は、サウンドと技術、ファンとメディア、社会の変化とともに現れた主流ポップスの象徴的存在を中心に書かれてきた。その歴史を見守ってきた米ローリング・ストーン誌が最新号で「音楽ビジネスのルールを書き換えた世界最大のバンド」と紹介するBTSは、まさに2020年代初頭のポップスを象徴する存在といえよう。…続きを読む
第2回 J.Y.PARK K-POPのグローバル化へ現地化戦略
K-POPのグローバル化は、アメリカ音楽市場への挑戦と、様々な国や地域における現地化を通じて展開してきた。
K-POPが生まれる前から音楽で密接な関係のあった日本の文脈で、K-POPへの関心を一層高めたのは、9人中3人が日本人メンバーのTWICEによる世界的成功と「NiziU現象」だろう。…続きを読む
第3回 IU 韓国歌謡からBTSまで「新しさ」取り込む
K-POPの音楽的な特徴は、ジャンルやスタイルで定型化されないサウンドである。韓国的感性から離れることはないが、「本物の韓国らしさ」のような真正性にこだわることもない。たとえば1970~80年代の韓国歌謡は、同時代の主流だったディスコやシンセポップ、日本で流行したシティ・ポップなどと同じく、再解釈して受け入れる「新しさ」の要素になる。…続きを読む
第4回 BoAの後輩NCT 127 国の枠、解き放つ第4世代
今年はBoAの日本デビュー20周年。オリコン・アルバムチャート6枚連続1位、6年連続の「紅白歌合戦」出場など、振り返れば、世界第二の音楽市場である日本で収めた彼女の成功は、K-POP産業においても大きな分岐点だった。「海外市場」の不確実性は確実性へと変わり、その過程で「J」とは区別されるものとしての「K」という呼び名も生まれた。…続きを読む
第5回 BLACKPINK 社会動かすファンの力
4人組女性アイドルグループBLACKPINKは、今世界で最も大きな影響力を持つアーティストである。YouTubeチャンネルの登録者数は6230万人。2020年だけでも、レディー・ガガとの共演、米ブルームバーグによる「世界で最も影響力のあるポップスター」1位(11月)、ビルボード誌「2020年ベストアルバム50」の25位、ネットフリックスによるドキュメンタリー制作などで注目を集め続けた。…続きを読む

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