コロナ禍でのいいこと 落語家 立川談四楼
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一律給付金1回という世に住んでいます。コロナ禍も早や足かけ3年、相変わらず落語会の中止や順延が続いています。
固定給のない、完全歩合制の我らも収入が途絶えつらいところですが、主催者の愚痴も切ないものがありました。
開催するつもりでチラシを刷ります。演者に渡したり、会場に置いてもらったりするのですが、中止では無駄になり、順延でも刷り直しになります。事務所に重なったうず高いチラシの山、さて何万枚ある...
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