手探りのオンライン入試 セキュリティー対策や不正防止
「学生の個性がみえる」利点も
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オミクロン型の流行など新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、オンライン形式の入学試験を導入する大学が増えてきた。各校はカンニングなどの不正防止やセキュリティー対策といった課題に対し、手探りで向き合っている。
「会場に行くよりもリラックスして臨めた」。国際教養大学1年の中島渉さん(19)は、2020年11月に受けた学校推薦型のオンライン入試を好意的に受け止める。当初は対面での試験を予定していた。身...