「演歌」に響け、大衆の怒りと叫び - 日本経済新聞
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「演歌」に響け、大衆の怒りと叫び

世相斬る演説歌、沖縄生まれのカンカラ三線弾き「流し」で披露 岡大介

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僕のステージは逆さにしたビールケースだ。その上に立ち、戦後沖縄生まれの楽器、カンカラ三線(さんしん)をかき鳴らして歌うは「演歌」。といっても、こぶしを回し、うなる歌ではない。政府への怒りや庶民の叫びを込めた「演説歌」を略して演歌という。

〈繰り返す 自粛自粛の無策の政治 皆生殺し 街の灯(あか)りは消したとて 五輪の灯りは爛々(らんらん)と 民の声など聞きはせぬ〉(「むらさき節」替え歌)

明治期...

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