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鉄道は急坂も越えて走る 消えゆくスイッチバック

鉄道の達人 鉄道ジャーナリスト 梅原淳

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日本の鉄道は山がちな土地を縫うように敷かれている。平たんなところを走っているように見えても、意外にアップダウンを繰り返しているのだ。例えば東海道新幹線は関ケ原周辺の坂を除けば平らだと思う人もいるだろう。実は東京駅と新大阪駅を結ぶ線路、約515キロメートルのうち、水平なのは2割ほどにすぎない。

もっとも東海道新幹線では1000メートル進んで5メートルの標高差が生じる程度の傾き(これを5パーミルと呼...

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