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作家・新川帆立が新作 フジ月9ドラマに、2クール連続

お金に執着する敏腕弁護士、剣持麗子が主人公のミステリー「元彼の遺言状」で2021年に単行本デビューした作家の新川帆立(31)が、公正取引委員会(公取委)を舞台とする新シリーズ「競争の番人」(講談社)を5月に刊行した。現在フジテレビ系月曜9時台の連続ドラマ(月9)で放送中の「元彼の遺言状」と同様、7月スタートの月9で映像化される。「2クール連続で同じ原作者というのは初めてと聞いている。ただ、テイストはかなり異なるので、原作者が同じだとは意識されないのでは。杏さん、坂口健太郎さんという華のあるおふたりが主演なので楽しみです」と話す。

「競争の番人」は公取委のノンキャリ審査官、白熊楓(かえで)と、東京大学首席卒業でハーバード大学留学から帰ってきたエリート審査官、小勝負勉が主人公。ウエディング業界の価格カルテル調査に乗り出した凸凹コンビは、反発し合いながらも市場を支配する「悪」に迫る。新川は東大法学部卒業。同法科大学院(ロースクール)を修了後、弁護士をしていた。「ロースクール修了生の中には公取委に進んだ人もいたので、以前から身近な存在だった。取材させてもらい、競争はすべきであるという信念を持った、志を同じくする人々が集まっていると感じて、さらに興味を覚えた」

「自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書く」という作家、井上ひさしの言葉を大事にする。「人はみな変人。ちょっと変わったところを引き出したい」という姿勢が、頭脳明晰(めいせき)だが不器用なところもある小勝負の造形につながっているのだろう。今作で4冊目で、連載も複数待ち受ける。「量から質は生まれる」と述べ、次々に生まれるアイデアを作品にしていく。

(中野稔)

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