庭仕事、中国史、料理…詩人・城戸朱理さんが愉しむ4冊
「半歩遅れの読書術」まとめ読み
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詩論や翻訳など多彩な活動で現代詩壇をリードする詩人の城戸朱理さん。頭がさえた午前中に読むべき歴史書や夕食を作る前に読みたい料理エッセーなど、一日を通じて時間に適した本の読み方をつづってくれました。本紙読書面の連載「半歩遅れの読書術」のまとめ読みです。
ヘルマン・ヘッセ『庭仕事の愉しみ』 自然の循環と文明の姿
仕事柄、かなりの数の新刊書に目を通す。だが、仕事のためではなく、純粋に読むために手にす...