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愛想のよさに隠された闇「死刑にいたる病」 映画評10本

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死刑にいたる病

抑圧と操縦、緊迫の面会室 古賀重樹(編集委員)

猟奇殺人を描く映画は数あるが、この映画の阿部サダヲ演じる榛村大和も身の毛がよだつ殺人犯だ。愛想のよいパン屋として地域社会に溶け込む一方で、未成年の男女を自宅の薫製小屋に監禁、拷問の末に殺害し続けた。24件の殺人容疑で逮捕されたが、何人殺したか本人も覚えていない。

快楽殺人だ。狙うのは17~18歳のまじめで頭のよい高校生ばかり。時間を...

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