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北村匠海 初舞台で難役「面白いぐらい役に没入」

暴力と略奪がはびこる荒廃した世界を舞台に、愛を渇望する兄弟の姿を描いた英国の劇作家フィリップ・リドリーの戯曲「マーキュリー・ファー」で、弟のダレン役に挑む。時代や場所もわからぬまま、過激な表現と暴力的なセリフが連続する作品だが、「ファンタジーのようでありながら、限りなくリアリティーがある」と語る。

俳優業と音楽活動を両立し、昨年は4人組グループ「DISH//」で紅白歌合戦にも出場。「どちらも自分だけど、同じ人と思われないぐらい全く違う印象を与えた方が面白い」と感じている。人気漫画の実写化映画などに出演してきたが、舞台は今回が初挑戦だ。「感情を身体で表現することなど、これまで意識してこなかったことに取り組んでいる。長時間芝居をしたりするのは新鮮だ。ようやく右と左がわかってきました」

戯曲はイラク戦争開戦から2年後の2005年に書かれた。「世界ではいまだ紛争で混沌としているところがある。当たり前が当たり前ではなくなったコロナ禍とも重なる」とみる。ダレンは突然なにかを思い出して感情を爆発させたり、夢うつつの体験をありありと語ったりする難役だが、「モノローグでダレンが見ている光景を観客に見せなくてはいけない。しゃべっていると面白いぐらい役に没入できる」と手応えを口にする。

ダレンの兄・エリオット役を演じるのは、同世代の吉沢亮。「何度も共演し、お互い信頼している役者。そばにいられるのがこんなに心強いとは」と話した。

演出は白井晃。28~2月16日、世田谷パブリックシアター。兵庫、愛知、福岡ほか2カ所を巡演する。

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