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香取慎吾が山本五十六演じる 「英雄」となる前のドラマ

タレントで俳優の香取慎吾が、後に連合艦隊司令長官となり真珠湾攻撃を指揮した山本五十六を演じる。NHKのドラマ「倫敦(ロンドン)ノ山本五十六」(総合テレビ、12月30日午後10時から)で、1934年(昭和9年)、米国をはじめとした列強が参加するロンドン軍縮会議に臨む海軍少将時代の山本を描く。「(山本の)歴史や人物はあまり知らなかったが、先輩たちが演じてきた作品は見ていた。この役をやらせてもらうときが来たのか、と最初は役の大きさにプレッシャーをすごく感じた」と香取は話す。

米国の絶大な国力を知り、戦争は避けるべきだと考える山本は「交渉が決裂すれば、日本は国際社会でさらに孤立する」として、方策を探り続ける。軍備拡大を目指す本国との板挟みになる山本。海軍内部の極秘文書をもとに、国民から「英雄」と呼ばれる以前の彼の苦悩と決断を描いた実録ドラマだ。

香取は「この作品で描いている山本はすごく真っすぐで芯がブレない。ほっとする瞬間がほとんどない役だった」と振り返り、「子どもと一緒の場面でも背筋を正し、どんな時でも(心が)ほぐれていなかった。山本個人というよりも、その時代がのしかかってくるようだった」。その中で挑んだ山本役は「気持ちで人を動かす。口に出す言葉だけに頼らず思いの強さを表現するシーンが多かった」といい、そうした部分も見てほしいと話す。

「これまで映像や人の話、本でしか戦争を知らなかったが、よりよい未来を目指す人がいても歯車が合わないと(戦争の)歴史が刻まれてしまう。こういうことがあるんだなと思った。(未来に対して)強い思いを持つ人が増えれば悪い未来を防げるのではないか」

(関原のり子)

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