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裏・川端三島対決 作家 山田詠美

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夫が、おもしろいもんがあったよ、と言って見せてくれたのは、ありし日の、川端康成、三島由紀夫、伊藤整による鼎談(ていだん)映像である。1968年、川端がノーベル賞を受賞した翌日にNHKで放送されたものだ。

人が良さそうで、ちょっと地味な伊藤整が、自然と進行役になり、会話は進む。

ただ漠然と見ていると、川端リスペクトの後輩2人が親し気に受賞を祝いながら、文学論を交わしているようだ。そして、どっしりと構えた川端は、余裕の笑みを浮かべて、「不思議だ」とか「拾いものだ」なんて言っている。耳が大きくて、りっぱである。

文字に起こして文芸誌にでも載せたら、あり来たりの受賞記念鼎談だ。しかーし! 夫の言うおもしろさは映像にあった。...

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