武器をアートに 内戦終結30年のモザンビークと歩む
竹内よし子(えひめグローバルネットワーク代表理事)
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アフリカ南東部の国、モザンビークは1960年代にポルトガルからの独立戦争、77~92年に内戦を経験した。長びく戦争に人々は疲弊し、内戦終結後は民間に残った大量の武器が問題になった。その武器を農具等と交換で回収し、アート作品を生み出そうというのが「銃を鍬(くわ)へ」プロジェクトだ。
松山市で国際協力の勉強会を立ち上げていた私は、多くの市民と共に2000年から12年間で自転車660台やミシンなどをモ...