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山下洋輔と鈴木優人がピアノで競演 「真剣勝負楽しみ」

フリー・ジャズピアニストの大家、山下洋輔と、指揮者や鍵盤奏者としてクラシック音楽界でマルチに活躍する鈴木優人が、2台のピアノによる演奏会に登場する。2人のピアニストが競演する東京芸術劇場の「VS」シリーズの第2弾だ。山下は「真剣勝負の中で出てくる一音一音全てが楽しみだ」と意気込む。

「VS」は異なるジャンルの2人が感性や技術を競うようにぶつかり合いながら、新たな表現を生み出すことを狙う企画。山下と鈴木は中高一貫校「麻布学園」の先輩後輩で、鈴木が指揮する卒業生のオーケストラで共演を重ねてきた。山下は「ジャズ的な即興もできる創造的な人」と鈴木をたたえ、鈴木は「舞台上にいるとマグマのような音楽的パワーを放つ」と山下を仰ぎ見る。2人がピアノデュオでコンサートを開くのは初となる。

西洋音楽の礎を築いたバッハ、クラシックとポピュラーにまたがり活躍した作曲家ガーシュウィン、山下のオリジナル曲などを披露する。「最初はクラシックとジャズを対立的に演奏するが、最後はそのどちらでもないものになっていく」と鈴木は話す。

「譜面を解釈するだけでなく現場でクリエーションを行うジャズは、クラシックの音楽家にとっても勉強になる。互いに高め合い熱くなるフリージャズの肌感覚を洋輔さんに教えていただきたい」と鈴木。山下は「『VS』というタイトルにも、壁を壊そうという気概を感じる。2人の間には何をやってもいいという了解が常にある。音が離れて、くっつき、また出合う様子に目をとめてほしい」と語った。

3月4日午後7時、東京芸術劇場コンサートホール。

(北村光)

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