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木村九段、端から仕掛ける 将棋王座戦第2局

(更新)
永瀬拓矢王座(左)との王座戦第2局で初手を指す木村一基九段(15日午前、愛知県蒲郡市)

永瀬拓矢王座(29)に木村一基九段(48)が挑む第69期将棋王座戦(日本経済新聞社主催、東海東京証券特別協賛)五番勝負の第2局が15日朝、愛知県蒲郡市の銀波荘で始まった。第1局を制した木村九段の先手番で、持ち時間は各5時間。

午前8時43分、3連覇を目指す永瀬王座が対局室に入った。同45分、和服姿の木村九段も入室。定刻の午前9時、立会人、福崎文吾九段の合図で対局が始まった。

(図は△1三同角まで)

戦型は、木村九段が得意とする相掛かりに誘導した。AI(人工知能)の影響もあり、プロ棋士の間で急速に研究が進んでいる形だ。木村九段は中段飛車に構えて端(1筋)から仕掛け、香車の交換になった。

解説の西田拓也五段は「最近の木村九段は先手で相掛かりを多く指しており、永瀬王座も大枠としては想定の範囲だろう。木村九段が積極的に攻めている印象だが、現局面は先手が8筋に歩を打っておらずどこかでカバーが必要になる。後手が攻めて先手がそれを受け止めることになりそう。(「千駄ケ谷の受け師」と呼ばれる)木村九段の棋風通りの展開なのかもしれない」と話す。

〈指し手〉▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲3八銀△7二銀▲9六歩△5二玉▲6八玉△1四歩▲3六歩△8六歩▲同 歩△同 飛▲3七桂△7四歩▲2四歩△同 歩▲同 飛△8四飛▲7六歩△2三歩▲2五飛△6四歩▲1六歩△6二金▲1五歩△同 歩▲1三歩△7三桂▲1五香△1四歩▲同 香△1三香▲同香成△同 角

対局の模様は「将棋王座戦中継サイト」(http://live.shogi.or.jp/ouza/)でライブ中継しています。

動画配信サービス「Paravi(パラビ)」(https://www.paravi.jp/title/76546)は15日午後5時から、対局映像と、飯島栄治八段、竹部さゆり女流四段による解説をライブ配信します。

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