コロナで消えゆく皆勤賞 「休むことは悪」風潮に変化
個性重視、精神論は通じず
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出席を欠かさなかった児童・生徒に贈られ、終業式や卒業式で表彰される皆勤賞が消えつつある。これまでは栄誉だとされてきたが、「休むことは悪」という日本の風潮を助長しているとの批判に加え、長引く新型コロナウイルス禍で「体調が悪いのに無理をして登校する必要はない」と取りやめる動きが加速している。背景には、日本人の休み方への意識の変容もある。
「社会の実情にそぐわない」
「コロナが決断を後押しした」。私...