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災厄に見舞われ鎖国した日本 小説が予見する転生

ディストピア文学の警鐘(3) 石田英敬(記号学者)

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思想家の丸山真男は日本人の歴史意識の古層には、「うむ・なる」という特徴的な歴史の捉え方があると言った。西洋では造物主が「つくり」、英雄たちが行為「する」が、日本ではカミはクニを「うみ」、物事が「なる」。そんな「生む・成る」の一風変わった生成変化のディストピア譚(たん)が多和田葉子の『献灯使』(講談社文庫)だ。

舞台は、3.11原発事故をおもわせる大災厄に見舞われ鎖国した日本。本州は季候(きこう)が...

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