クジラ捕りが津波に遭ったとき 森田勝昭著 - 日本経済新聞
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クジラ捕りが津波に遭ったとき 森田勝昭著

支え合いで苦境越える希望

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2011年の東日本大震災の津波で、捕鯨を地場産業とする宮城県石巻市鮎川浜が壊滅的な被害を受けた。クジラという拠(よ)り所を奪われた地域はどう立ち上がるのか、著者は震災の翌年から現地で5年取材を行った。その成果が本書に余すことなく描かれた。

鮎川浜は100年以上の近代捕鯨の歴史を持つ町である。地域の顔である鮎川捕鯨は国内有数の小型捕鯨の会社で、住民も他地域への贈答にクジラ肉を使う。クジラは商品を超...

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