日本独特、食品業界「3分の1ルール」見直しどこまで?
くらしの数字考 きっかけはSDGs、ロス削減で「賞味期限」扱い変わる
[有料会員限定]
食品の賞味期限はおいしく食べられる目安となるが、まだ食べられる食品が消費者に届かず廃棄される弊害もある。しかし食品ロスを招く日本独特の商習慣にも変化の兆しが見える。
メーカー、小売り、消費者で「期限」分け合う
食品業界の「3分の1ルール」。賞味期限切れの商品が店頭に並ばないよう、メーカーと小売りが交わす納品上の取り決めだ。食品ロス発生の原因としてたびたび見直しを求められてきたこの商習慣が最近、変...