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ル・シネマがオンライン映画館 日本初公開作品を中心に

「APARTMENT」は1本ごとに料金を支払って視聴する配信サービスだ

ミニシアターのBunkamuraル・シネマ(東京・渋谷)が、日本初公開の映画を中心に配信するサービス「APARTMENT(アパートメント)」を始めた。ネットフリックスやU-NEXTなどの定額制動画配信サービスとは異なり、映画館のように1本ごとに料金を支払って視聴する仕組みだ。様々な事情で劇場公開を見送ってきた作品の中から質の高い作品を厳選し、配給会社を通さず独自に権利を取得してオンライン上映していくという。

新型コロナウイルスの影響で映画館の閉鎖や営業時間の短縮が相次ぐ中で、映画館に足を運ばなくても、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで鑑賞できる「オンライン・シネマ」として考案した。東急文化村シネマ運営室の浅倉奏氏は「一人の空間で見ることで輝く映画もあると考えています。一人ひとりに寄り添う映画を提供していきたい。社会と自分を接続してくれるような映画を意識的に選び、今知るべきことを伝えてくれる現代性を持つ作品も取り扱っていきます」と語る。

オープニングとして8月11日から2作品を日本語字幕付きで配信上映している。ロンドンの公営住宅を舞台に社会問題と思春期の少女の葛藤を重ねて描く「ロックス」(2019年製作、英国、サラ・ガブロン監督)と、過去のロマンチックコメディー映画をジェンダーの視点から問い直すドキュメンタリー「ロマンティック・コメディ」(2019年製作、英国、エリザベス・サンキー監督)だ。料金は各1200円。配信期間は約3カ月間を予定している。購入後48時間以内なら何度でも鑑賞できる。

ウェブサイトには、劇場で購入するパンフレットの代わりに、それぞれの映画に関する書き下ろしのコラムやエッセーが掲載され、作品にじっくりと向き合える。浅倉氏は「ル・シネマの上映は配信と劇場の両輪で進めていきたい」と話している。

(河井萌)

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