終わり迎えた進歩幻想 吉田徹・同志社大学教授 - 日本経済新聞
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終わり迎えた進歩幻想 吉田徹・同志社大学教授

「シン・保守」の時代(下)

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先進国では1970年代から階級意識が薄れていき、政治の対立軸が富の分配から個人の生き方に関する意識の相違へと変化した。90年代にはそれまでの左派がリベラルと称するようになり、自己決定権の重視が掲げられるようになった。

一方、今の日本で「保守」と呼ばれる人たちが守ろうとしているのは「失われた平和な20世紀」だと私は考える。

20世紀後半は人類史の中でも特殊な時代だった。第2次世界大戦後、国境が引き...

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