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2年ぶりにオザワフェス、鈴木雅明とデュトワ初登場

鈴木はシベリウスの交響曲2番について「厚く力のある響きが期待できるSKOにふさわしい」と話す

指揮者の小澤征爾が総監督を務める音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が21日、長野県松本市で開幕する(9月6日まで)。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっており、2年ぶりの開催。メインのサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)公演は、古楽オーケストラ「バッハ・コレギウム・ジャパン」音楽監督の鈴木雅明と、フランス音楽の権威シャルル・デュトワの2人が初登場する。鈴木は「豊かな美しい響きで、素晴らしい演奏になるだろう」と期待を込める。

SKOは小澤の師である斎藤秀雄の功績をたたえるため、精鋭ばかりを集めたスーパーオーケストラだ。鈴木は小澤と直接面識はなかったが、演奏には度々触れてきた。「見上げてきた存在。人なつっこさや、愛情で包むような音楽作りは素晴らしい」。鈴木は近年、NHK交響楽団などのモダンオーケストラを指揮する機会が増えており、今回もSKOメンバーから鈴木を推す声が上がったという。

28、29日に登場する鈴木は両日ともメインにシベリウスの交響曲第2番を選んだ。「皆がソリスト級の実力者で、厚く力のある、濃厚な響きが期待できる。それにふさわしい理想的な作品だ」。28日は前半にモーツァルトの交響曲第29番などを据え、29日はメンデルスゾーン「夏の夜の夢」を演奏する。

9月3、5日に指揮するデュトワは、小澤が音楽監督を務めたボストン交響楽団と縁が深い。ラヴェル「マ・メール・ロワ」にドビュッシー「海」といったフランス音楽や、得意のストラヴィンスキー「火の鳥」を披露する。小澤の登場が予定される公演はない。19年は若手音楽家による公演にサプライズ出演し指揮をした。

(西原幹喜)

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