中学受験、子どもの可能性は広がるか 大人のエゴが潰す
中学受験のリアル(下)
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「学校の雰囲気と合わない。辞めて高校受験をしたい」。東京都品川区の40代の母親は2022年春、都内の私立中高一貫校に入学したばかりの次女にこう打ち明けられた。男女の定員が決まっていない学校のため、クラスの女子の人数は男子の3分の1以下。男子生徒には熱気があるが、女子はチームも組めず部活も制限を強いられるなど居心地の悪さを感じていた。
入学直後に「辞めたい」
母親は娘を小学3年生の冬から中学受験専...
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