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歌舞伎版「ナウシカ」再び 菊之助がクシャナ役で主演

宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」が歌舞伎となって再び上演される。原作を踏襲して上演時間が5時間半の大作となった2019年の初演時とは異なり、今回は大国の皇女クシャナを主人公とする短い物語にまとめ、歌舞伎座「七月大歌舞伎」第3部で上演する。初演時にナウシカ役だった尾上菊之助が今回はクシャナ役で主演し、ナウシカ役には中村米吉を抜てきした。菊之助は「キャストを変えることで古典歌舞伎は深まっていく。(新作歌舞伎である今作でも)米吉さんが演じることで作品がもっと深く見えてくる」と意図を語る。

菊之助は米吉について「体から出てくる清らかなもの、きらめくものを感じる。今、メークテストをしているが、米吉さんのナウシカがとてもかわいい」とほほ笑み、アイラインやボカシの入れ方を変えてメークを試行錯誤する米吉が、頻繁に写真を送って感想を求めるエピソードを明かした。米吉は「ナウシカには幼い部分があり、ナウシカとクシャナの立場は自分とお兄さん(菊之助)の立場と似通っているのかなと思う。それを生かしていければ」と真っすぐな瞳で語った。

物語は産業文明が滅びてから千年がたち、有害物質を発する「腐海」に覆われた世界が舞台。小国「風の谷」の族長の娘ナウシカは、同盟国の気高き皇女クシャナと戦に向かう。宙乗りなどの派手な演出も計画しており、菊之助は「歌舞伎座の舞台は(初演時の)新橋演舞場より横長。そのダイナミックさを生かした演出にする。期待してほしい」と自信をのぞかせた。上演は7月4~29日、東京都中央区の歌舞伎座。

(佐々木宇蘭)

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